ポストカードに顔彩(絵の具)を使い、3種類の書体(楷書・ゆる文字・かな文字)を筆で描いています
クラフトパンチで濃緑色の帽子をかぶった妖精さんたちや、落ち葉を作って飾り付けしているので、ぜひ!見にきてくださいな!
他にも歌意・解説あり
最後に「わたしのひとりごと」
※画像はクリックで拡大するよ!

都(みやこ)から遠くはなれた、もの悲しい静かな山奥をイメージしてみたよ!
いろんな形の落ち葉で遊ぶ妖精さんたちが楽しそうだね!
かいしょであそぼ!

わが庵は 都のたつみ しかぞ住む
世をうぢ山と 人はいふなり
歌の意味
私の家は都のたつみ(東南)にあって
このように心安らかな暮らしをして
いるのだが…
今の世の中が辛くて
宇治山に引きこもっているよ!
と人々は言っているようだなぁ
言葉の意味
【都】
この歌では京都のこと
【たつみ】
十二支の方位で「辰巳」東南のこと、
宇治は京都の東南になる
【しかぞ住む】
漢字で書くと「然ぞ住む」
このように心安らかな暮らしを
している
【うぢ山】
京都府の宇治山のこと
「う」は「憂し」と「宇治」との掛詞
ゆる文字であそぼ!

歌の解説
喜撰法師さんの「自分宣言」の歌
たつみ(辰巳)は東南の方向をさし、うじ山は京都府の宇治山のこと
喜撰法師が住んでいた家が、京都の東南(辰巳)の山奥にあった
急に出家したものだから、都にいる人たちに「失恋でもして、宇治山に引きこもっているんだろ!」とウワサされてしまうのだった
それを本人が耳にして…
「まったり、のんびり心おだやかに暮らしてるよー!」と仲間たちに送ったのがこの歌である
宇治は古くから、世間をはなれた貴族たちの行楽地として人気があり、別荘も多く建てられていて貴族のあこがれの地でもあった
しかぞ住むの「しか」は然りの「然」、このようにという意味で使われている
一説には、山奥なので「鹿」にかけたとも言われている

◎昔の方位は東西南北を十二支にあてて表していた
◎北を「子」として順に右回りに「亥」までをあてはめている
東南の「辰巳」は一文字で「巽」とも書く
不吉な方向として丑寅(北西)が鬼門
未申(南西)が裏鬼門といわれた

不吉な方向へ行くとき、他の方角へ寄ってから向かうようにする風習があったんだって!
そのことを方違え(かたたがえ)と言うらしいよ!
喜撰法師ってどんな人?
喜撰法師(きせんほうし)
〔生没年不詳〕
平安時代の初期に6人のすぐれた歌人がいて、彼らは六歌仙とよばれていた
喜撰法師は六歌仙の1人だが『古今和歌集』にもこの一首のみしかなく、経歴や家柄など確かなことは伝わっていない
それでも、喜撰法師の名前は宇治山のことを現在も「喜撰山」と呼ばれていたり、上等な宇治茶は「上喜撰」と呼ばれ、現代でも使われている
かな文字であそぼ!

わ可い本盤 都乃多徒三
志可そ須無
よ越うち山と 人者いふ那り
わたしのひとりごと
宇治といえば、やっぱり「宇治抹茶」
好きなんだよねぇ
お抹茶が…
飲み物はもちろん!
スイーツも…
緑色のお菓子を見つけたら買わずにはいられない!
期間限定なら、なおさら!
宇治市でスイーツのお店があるかググってみたら…
喜撰茶屋というお店を発見!!
(※参考文献にお店のリンクあり)
お食事処のようだけど、お土産もたくさん売っている
京都府宇治市宇治塔川
住所からして、お茶の香りがしてきそう
抹茶ソフトに抹茶わらびもち
そして…
抹茶だんごに抹茶ロールケーキ
抹茶好きにはたまらんです!
ヾ(≧▽≦*)o
さて…
「自分宣言」をして山奥にこもってしまった喜撰さん
以前、「田舎へ移住する」というニュースの特番を見たことがある
小さなお子さんがいるご家族、定年退職したご夫婦のドキュメンタリー
自然豊かな土地で、野菜を育てたり、ものづくりをしたり…
頑張って生活している姿はステキだった
喜撰さんも、そんな生活を送っていたのだろうか…
わたしは… (ヾノ・∀・`)ムリムリ
虫が怖いんだわ
そういえば…
宇治は貴族のあこがれの場所でもあり、別荘も多く建てられていたんだっけ?
わたしも別荘での優雅な生活なら暮らしてみたいかも…ヽ(^o^)オイオイ‼
仲間たちに「失恋でもして、宇治山に引きこもっているんだろ!」とうわさされてしまった喜撰さん
いいじゃない! いいじゃない!
のんびり楽しみながら暮らせるなんて
(* ̄0 ̄)/ うらやましいぞー!
参考文献
【書籍】
1.神作光一 監修
小学生のまんが百人一首辞典
出版社 学研プラス/256頁
発売日2005年12月
2.著書 小池昌代
ときめき百人一首(14歳の世渡り術)
出版社 河出書房新社/256頁
発売日1017年2月
3.吉海直人 監修
百人一首大事典 ―完全絵図解説―
出版社 あかね書房/143頁
発売日 2006年12月
4.著書 佐佐木幸綱
口語訳詩で味わう百人一首
出版社 さ・え・ら書房/221頁
発行日 2003年12月
5.著書 富谷松雲
(ポケット版)常用漢字準拠
―八体事典―
出版社 有紀書房/400頁
発行日 1993年4月
6.編集 千草会/発行者 内山清蔵
百人一首
発行所 松魁堂/113頁
発行日 1998年5月
【Webサイトの記事】
1.フリー百科事典 ―Wikipedia―
喜撰法師
人物・茶の銘柄について
更新日 2022年9月17日
参照日 2023年4月6日
2.百人一首を探ろう
喜撰法師
プロフィール・百人一首和歌へ
参照日 2023年4月6日
3.喜撰茶屋ホームページ
メニュー・店内のおすすめ商品
参照日 2023年4月6日
4.変体仮名を調べる
―五十音順一覧―
参照日 2023年4月6日
【イラスト】
1.イラストのフリー素材サイト
―illust AC―
十二支の方位