百人一首(5)猿丸大夫/奥山に紅葉踏みわけ…楷書・ゆる文字・かな文字で描く書道アート

5番・猿丸大夫の和歌

ポストカードに顔彩(絵の具)を使い、3種類の書体(楷書・ゆる文字・かな文字)をで描いています

クラフトパンチでこがね色の帽子をかぶった妖精さんたちや、モミジやイチョウの葉っぱを作って飾り付けしているので、ぜひ!見てくださいな♪

他にも歌意・解説あり

最後に「わたしのひとりごと」

※画像はクリックで拡大するよ!

秋の黄葉、ひと気のない静かな森をイメージしてみたよ!

カサカサと落ち葉を踏む音は鹿さん?それとも妖精さん?それとも…

かいしょであそぼ!

出典:古今和歌集こきんわかしゅう 秋

奥山おくやまに 紅葉もみじみわけ 鹿しか

こえきくときぞ あきかなしき

歌の意味

人里はなれた奥山で、カサカサと
紅葉のじゅうたんを踏みわける
足音がする

メスの鹿を恋しさに鳴く
オスの鹿の声を聞くと

秋は物悲しいと
しみじみ感じてしまう

言葉の意味

【鳴く鹿】
 メスの鹿を求めてなく、オスの鹿

【紅葉】
 この頃は現在の「もみじ」ではなく
 秋になって黄色く色づいた
 はぎ(マメの仲間の植物)の葉っぱ
 のことをいう

ゆる文字であそぼ!

歌の解説

紅葉を踏みわけ歩いているのは
誰なのか?

なのか?

それとも、鹿なのだろうか?

作者の説と鹿の説、2つあるようだ

メスをよんで鳴くオスの鹿の声に秋を感じ、しみじみとしたもの悲しさをよんだ歌

奥山のさびしさをを表現しただけでなく、作者の誰かを恋しいと思う気持ちも感じられる

猿丸大夫ってどんな人?

猿丸大夫(さるまるだゆう)
〔生没年不詳〕

三十六歌仙の1人

焼き物を作る職人だったが、歌が上手なので宮中によばれたという説あり

顔が猿に似ているから「猿丸とよばれるようになった」ともいわれている

しかし‼

この歌も『古今和歌集』では「み人知らず」と紹介されている

どの歌集の中にも猿丸大夫の歌はなく、実在したかもわからない空想の人物という説もあり

かな文字であそぼ!

変体仮名:もとの漢字

おくやまに 紅葉もみじふみわ

なくし

こえきくときそ あきしき

わたしのひとりごと

秋の季節をよんだ歌、百人一首の中でもけっこう有名だよね!

猿丸大夫もおもしろい名前だから、子どもの頃から知ってたよ

三十六歌仙の1人ともいわれているのに、3番の柿本人麻呂と同一人物説もある謎の人物⁉もしかしたら架空の人物かもしれない⁉

そういえば…

ずいぶん前に聖徳太子も架空の人物かもしれないと話題になってたよね?

うちの子どもの教科書には載ってたけど、今はどうなんだろう

気になるかも…

まぁ…

1000年以上も昔のことだから、気軽に架空の人物を登場させてもOKな時代だったんだろうけどね

ちなみに「猿丸大夫」という芸名っぽい名前、私は好きだよ!

さて、この歌の「紅葉もみじ」とは…

秋になって黄色く色づいた「はぎ」の葉っぱのことらしい

ということは…

黄葉こうよう」っていうイメージかな?

ちなみに萩(ハギ)とは秋の七草の1つ、そして花札の7月(猪豚さん)の札でもある

ハギの葉っぱは小さいから、地味な黄葉こうようなんだよなぁ

やっぱり、黄色い落ち葉のじゅうたんといって思い出すのがイチョウの葉っぱだよね

街路樹で見かけることが多い木だから身近に秋を感じる

独特な形をしているイチョウの葉っぱは漢字で書くと「銀杏」と書いてギンナンとも読む

そう、ギンナンの木でもあるのだ‼

イチョウの木はオスとメスがあって、ギンナンがなるのはメスの木だけ

独特なすごい匂いもするから、すぐにわかるね

他にも、雌雄しゆうの見分け方があって1番わかりやすいのは葉っぱの違いだそうだ

◎オスは真ん中が割れているズボン型

◎メスはスカート型

私が知ったのは最近だから、子どもたちが小さかった時に教えてあげたかったな

ちなみに…

わたしの好きなギンナンの食べ方を紹介するね!

ギンナンのレシピ

①封筒(なんでもOK)に3個ぐらいギンナンを入れて電子レンジでチンする
(爆発するから少しずつだよ)

②全て爆発したら取り出して殻をとる
(薄皮もキレイにとれるよ)

③フライパンに油をひき炒める
(焦げ目がつくカリカリがおすすめ)

④キッチンペーパーで油を吸い取る

⑤塩をまぶして食べる

思い出しただけでヨダレが…
(*´з`).。o○

ギンナンは毒があるから、食べすぎには注意だよ‼

参考文献

【書籍】

1.神作光一 監修
 小学生のまんが百人一首辞典
 出版社 学研プラス/256頁
 発売日2005年12月

2.著書 小池昌代
 ときめき百人一首(14歳の世渡り術)
 出版社 河出書房新社/256頁
 発売日1017年2月

3.吉海直人 監修
 百人一首大事典
 ―完全絵図解説―
 出版社 あかね書房/143頁
 発売日 2006年12月

4.著書 佐佐木幸綱
 口語訳詩で味わう百人一首
 出版社 さ・え・ら書房/221頁
 発行日 2003年12月

5.著書 富谷松雲
 (ポケット版)常用漢字準拠
 ―八体事典―
 出版社 有紀書房/400頁
 発行日 1993年4月

6.編集 千草会/発行者 内山清蔵
 百人一首
 発行所 松魁堂/113頁
 発行日 1998年5月

【Webサイトの記事】

1.フリー百科事典 ―Wikipedia―
 猿丸大夫
 史料・柿本人麻呂との関連
 更新日 2022年1月4日
 参照日 2023年4月1日

2.百人一首を探ろう
 猿丸大夫
 プロフィール・百人一首和歌へ
 参照日 2023年4月1日

3.変体仮名を調べる
 ―五十音順一覧―
 参照日 2023年4月1日

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