ポストカードに顔彩(絵の具)を使い、3種類の書体(楷書・ゆる文字・かな文字)を筆で描いています
クラフトパンチで紅梅色の帽子をかぶった妖精さんたちや、桜の花びらを作って飾り付けしているので、ぜひ!見てくださいな♪
他にも歌意・解説あり
最後に「わたしのひとりごと」
※画像はクリックで拡大するよ!

春は桜の季節、雨と一緒に花びらが散っているイメージをしてみたよ!
花びら集めをしている妖精さんたちは楽しんでいるのかも…
かいしょであそぼ!

花の色は うつりにけりな
いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
歌の意味
美しい桜の花の色は
見るひまもないうちに
むなしく色あせてしまう
ふり続く春の長雨を
ぼんやり眺めながら
もの思いにふけっている間に…
私の姿も色あせてしまうのだろう
言葉の意味
【花の色】
ここでは桜の花の美しさと
自分の容姿の意味もある
【いたづらに】
むなしく
【世に】
月日をすごす
ここでは男女の仲という意味もある
【世にふる】
世に「経る(時がすぎていく)」と
夜に雨が「降る」との
掛詞(かけことば)
【ながめ】
「長雨」と、物思いにふけって
ぼんやり見ている「眺め」との
掛詞(かけことば)
ゆる文字であそぼ!

歌の解説
この歌に出て来る「花の色」とは
桜の花の色のこと
雨に降られ色あせてしまった桜の花に、年齢とともに容姿がおとろえていく自分自身を重ねた気持ちが込められているといわれている
世にふるとながめの2つの言葉は「夜に降る長雨」と「世に経る眺め」の掛詞である
「世に経る眺め」とは、世の中を生き続け物思いにひたること
小野小町ってどんな人?
小野小町(おののこまち)
〔生没年不詳〕
六歌仙、三十六歌仙にも選ばれた
有名な女流歌人である
伝説はたくさん残っているが、実際のところ謎が多い
他にも、情熱的な恋の歌を多く残した
もう1つ…
小野小町の恋の歌
思ひつつ 寝ればや人の
見えつらむ
夢と知りせば 覚めざらましを
【歌の意味】
あの人のことを思いながら
寝てしまったので
夢に現れたのでしょうか…
もし夢だとわかっていたら
目をさまさなかったのに…
かな文字であそぼ!

花のいろ盤 うつり尓遣り那
い多徒ら耳
王可みよに婦る な可免せし万二
わたしのひとりごと
女性ならすごく共感できる歌だからこそ、今でも親しまれているのかもしれない
伝説の美女、小野小町!
知名度ナンバーワンの女流歌人!
クレオパトラ・楊貴妃・小野小町
日本では、世界三大美女として明治時代中期から言われていたそうだ
わたしも小野小町が超絶美人だったことは、子どもの頃から知っていた
なぜ、そんな小さい頃から知っていたのかは覚えていないが、たぶん 百人一首が好きな母に教えてもらったのだろう
小町さんは、ほんとうに美人だったのだろうか…
うりざね顔の色白のはだ
そして切れ長の目
どうしても
絵巻物の女性をイメージしてしまう
写真のない時代だからなんとも言えないけど…
美人の基準は時代によって変わるから現代人が見たら「えっ? これが美人?」って思うかもしれない
ちなみに…
平安時代の美人の条件は教養があり、和歌をよむのが上手いことだったと聞いたことがある
調べれば調べるほど、いろんな伝説があるんだよね
秋田県で生まれたという説が有力だから、お米のブランド名が「あきたこまち」なのか?
(*-ω-) ナルホド…ナルホド…
そして…
たくさんの男性と歌のやりとりをしていた小町さん
百人一首の歌人とも、ウワサになっていた人物がいるみたいだね!
それは誰かというと…
12番の僧正遍照、美男美女カップルとウワサされていたそうだ
イケメンでモテ男だった17番の在原業平朝臣と恋仲だったことも…
そして…
22番の文屋康秀が、三河国(愛知県)の地方官として赴任する時に…
「一緒に三河に行かない?」と彼からお誘いの歌をもらい、小町さんも返事の歌をよんだらしい…
百人一首の中だけでも3人もいるなら、他にもたくさんの恋人がいたんじゃないかな?
ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤ
でも…
年をとってからは容姿がおとろえ、生活もおちぶれて、日本各地をさまよったという言い伝えもあるそうだ
だけど、これは…
ただのヤキモチ伝説のような気がする
わたしは晩年も幸せに暮らしていたと思ってるよ!
それにしても…
21世紀の現代でも、小野小町は絶世の美女と伝えられている!と小町さんが知ったら、ほくそ笑むに違いない
(ΦωΦ)フフフ…
参考文献
【書籍】
1.神作光一 監修
小学生のまんが百人一首辞典
出版社 学研プラス/256頁
発売日2005年12月
2.著書 小池昌代
ときめき百人一首(14歳の世渡り術)
出版社 河出書房新社/256頁
発売日1017年2月
3.吉海直人 監修
百人一首大事典 ―完全絵図解説―
出版社 あかね書房/143頁
発売日 2006年12月
4.著書 佐佐木幸綱
口語訳詩で味わう百人一首
出版社 さ・え・ら書房/221頁
発行日 2003年12月
5.著書 富谷松雲
(ポケット版)常用漢字準拠
―八体事典―
出版社 有紀書房/400頁
発行日 1993年4月
6.編集 千草会/発行者 内山清蔵
百人一首
発行所 松魁堂/113頁
発行日 1998年5月
【Webサイトの記事】
1.フリー百科事典 ―Wikipedia―
小野小町
人物像・生誕地に纏わる伝承
更新日 2023年1月17日
参照日 2023年4月7日
2.百人一首を探ろう
小野小町
プロフィール・百人一首和歌へ
参照日 2023年4月7日
3.変体仮名を調べる
―五十音順一覧―
参照日 2023年4月7日